📝 要約
にじさんじの月ノ美兎が、Vtuber業界の停滞や衰退について言及した内容と、それに対する視聴者の反応をまとめた動画。
① にじさんじの成長サイクル
- 月ノ美兎は「にじさんじの成長サイクルは、ゲームの敵キャラのようなもの」と発言。
- 特定の新人や知名度の低かったライバーがバズることで、にじさんじ全体が活性化する。
- 視聴者の新陳代謝が起こらなくなると、その活性化サイクルが止まり、衰退が始まる。
② 月ノ美兎が語る「箱」の終わりとは？
- にじさんじを“ゲームの3人組の敵キャラ”に例える発言が注目を集めた。
- これは、Vtuberグループの成長や継続が、内部のメンバーだけでなく、外部の視聴者や新規ファンの流入によって支えられていることを示唆している。
- 「箱」は一つの生命体のように、新しい刺激がないと停滞し、やがて終焉を迎える。
- 既存ファンだけの内輪ノリが強くなりすぎると、新規が入りづらくなり、衰退を加速させる。
③ 業界の内輪化が衰退を招く
- **「身内だけが面白いことを繰り返すようになったら、緩やかに終わっていく」**と警鐘を鳴らす。
- Vtuber業界だけでなく、どのコンテンツも新規層を取り込めなくなると衰退する。
- 「格闘技業界もマニアだけが盛り上がるようになったら衰退するのと同じ」 という意見も。
④ Vtuber業界全体の課題
- 「ストリーマー同士のコラボが多くなると、内輪ノリが強くなり、新規が入りづらくなる」 という指摘。
- 「どんなコンテンツも、新規や初心者を大事にしないと必ず腐っていく」 というコメントも目立つ。
- 「長く続くためには、新しい視聴者を取り込む努力が必要」 という結論。
「3人組の敵を全員倒さないと死なない」という例えの解釈
月ノ美兎の発言の意図を深掘りすると、この例えは「にじさんじ（や類似のVtuberグループ）は個々のメンバーだけでなく、全体の流れが重要である」という意味を含んでいると考えられる。
記事の文脈から考えると、この「3人組の敵」に該当する要素として、少なくとも3つの要因が揃わないと箱（にじさんじ）は維持・発展できないという示唆がある。
では、その3つの要因とは何か？
① 新規顧客の導線づくり（外部流入）
→ 「新しい視聴者を呼び込む仕組み」
Vtuber業界は新規視聴者の流入がないと停滞し、既存のファンだけで回り続ける「閉じたコミュニティ」になりがち。
これが進むと、新しい話題性が生まれず、徐々に衰退していく。
🔹 具体例：「切り抜き動画」「外部コラボ」「話題性のある企画」
② コアメンバーの活躍（既存の人気メンバーの動き）
→ 「すでに知名度のあるメンバーが影響力を維持し、広げること」
にじさんじの箱全体を支えているのは、安定した人気を誇るコアメンバーの存在。
もし彼らの活動が停滞すると、新人が活躍してもその影響力が広がりにくくなり、箱全体の勢いが落ちる可能性がある。
🔹 具体例：「先輩ライバーの定期的なコラボ」「イベント出演」「既存ファンを満足させる配信」
③ 内部の新陳代謝（新人や埋もれている人の活躍）
→ 「新人やまだ目立っていない人が活躍する場があること」
長く続くコンテンツほど、新しいスターを生み出すことが重要になる。
特定のメンバーに依存しすぎると、その人が活動休止・卒業した際に一気に箱の勢いが落ちるリスクがある。
🔹 具体例：「新規メンバーのデビュー戦略」「サプライズのバズり企画」「社内コラボ」
結論：この「3人組の敵」の例えに当てはまりそうな要素
- 新規視聴者を呼び込む導線づくり（外部流入）
- 既存人気メンバーの活躍（安定したファンダム）
- 内部の新陳代謝（新人や埋もれている人の活躍）
これら3つがバランスよく機能していないと、にじさんじ（＝箱）の勢いが落ちる、というのが月ノ美兎の発言の意図ではないだろうか？
元ネタ引用
JK組インタビュー、“バイト感覚”で始めて7年…月ノ美兎、静凛、樋口楓が今思うこと | ANYCOLOR MAGAZINE
上記URLの下記部分
**月ノ**：なんかゲームとかで、3人組の敵を全員一緒に倒さないと死なない、みたいなシステムあるじゃないですか。“箱”ってああいうシステムに似てる部分がある気がしてて。にじさんじがちょっと停滞するときはこれまでもあったけど、新人や今まで知名度がなかった人が何かのきっかけでバズったりとかしていろんな人たちに認知されて、っていうのを繰り返していて。だからすぐにはなくならないと思うんですけど、**外から人が来なくなって身内だけが面白いことを繰り返すようになったら、緩やかに終わっていくんだろうなって**。
💭 感想
月ノ美兎は、にじさんじを**「一つの生命体」や「システム」として捉えている**ように感じる。
成長を続けるためには新しい血が必要であり、それが絶たれたときに「終わり」が始まるという視点は興味深い。
Vtuberという文化が、ただの配信者グループではなく、ダイナミックに変化し続ける「流れ」そのものであることを示唆しているように思えた。