📝要約
この動画では、「はたらくと幸せは共存できるのか?」 をテーマに、堀江貴文(ホリエモン)と高橋弘樹(ABEMA / 株式会社tonari CEO)らが議論を交わす。
従来の働き方と現代の価値観のズレを指摘し、「働くウェルビーイング」という新たな考え方について掘り下げている。
特に、「仕事は楽しいものか?」「キャリア形成におけるリスクとは?」「幸福度を高める働き方とは?」 など、多岐にわたるテーマが展開される。
1️⃣ そもそも「働くこと」は辛いのか?
▶ 働くこと=辛い という固定観念を疑う
- 堀江貴文は、「そもそも働くことが辛いという考えが理解できない」と主張。
- 仕事は基本的に楽しいもの であり、やりたくないことを避け、裁量を持って働けば幸福につながる。
- 「働くことが辛いのではなく、やりたくない仕事をしているから辛いのでは?」という指摘。
▶ 仕事は「労働」から「遊び」に変わる
- 産業革命後、人々の労働時間は減り、働く時間そのものが変化してきた。
- AI時代の到来によって、仕事と遊びの境界が曖昧になりつつある。
- 「遊びを仕事にする」という概念が、今後の働き方の主流になっていく。
2️⃣ 伝統的なキャリア観はもう古い?
▶ 東大生のキャリア観と新しい働き方
- 「新卒カード」をどう使うか?
東大生の多くが「大企業・コンサル志望」といった伝統的なキャリア観を持つが、それに堀江氏は疑問を呈する。 - 「なぜ、一番価値のある新卒カードをリスクの少ない場所で切るのか?」
- 高橋氏も、「下積みを積んだからといって成功するわけではない」とし、「リスクを恐れずにチャレンジすることが重要」と指摘。
▶ 「就職=安定」ではない
- 「昔の価値観では、良い大学に入り、良い会社に入れば安泰 という考えがあったが、AI時代にはその前提が崩れている。」
- 企業の寿命も短くなっており、「終身雇用」はもはや幻想。
- 「むしろ副業や起業がしやすい環境になっている今、働き方の選択肢は増えているのに、それを活かさないのはもったいない」
3️⃣ 仕事の幸福度を決める要素
▶ 幸福な仕事の条件
- 裁量がある → 自分で決められる仕事は楽しい
- 目的に共感できる → 仕事の意義が明確だと満足度が高い
- 同世代との比較をやめる → 他人と比べると不幸になる
- 特に「裁量があるかどうか」が幸福度を大きく左右する。
- 「自分の仕事が意味あるものか?」が明確であれば、たとえ大変でも充実感がある。
4️⃣ 日本の労働環境の課題
▶ 「同期文化」がキャリアの足を引っ張る
- 学校から会社まで、同期と足並みを揃えることが求められる日本の文化が、多様な働き方を阻害している。
- 「周りと同じ道を進むこと」が正しいとされ、そこから外れることを不安に感じる風潮がある。
▶ 「終身雇用」という呪縛
- 「やめるのが怖い」「転職=リスクが高い」という価値観が、多くの人を固定された働き方に縛り付けている。
- 実際には、副業やフリーランスという選択肢もあり、雇用形態の柔軟化が進んでいる。
5️⃣ これからの働き方とウェルビーイング
▶ 副業・起業の普及
- 副業を許可する企業が増え、リスクを抑えて新しいキャリアに挑戦できる環境が整っている。
- 「まずは副業で小さく始め、徐々に本業へシフトするのも一つの選択肢」
▶ サードプレイス(第三の居場所)の重要性
- 仕事でも家庭でもない「もう一つのコミュニティ」があると、人生の充実度が高まる。
- 「会社の外に居場所を作ることで、新たな価値観に触れ、選択肢を広げることができる。」
▶ 体力とモチベーションの関係
- 「40代以降に鬱になる人が多いのは、体力の低下も一因」
- 健康管理や運動が、モチベーション維持に重要。
- 「精神的な幸福は、身体的な健康と直結している」
6️⃣ 結論:「仕事」と「幸せ」は共存できるのか?
▶ 共存は可能だが、固定観念を捨てる必要がある
- 「仕事は苦役である」という前提を疑い、「遊びとしての仕事」にシフトすることがカギ。
- 自分の裁量を増やし、働くことの意味を見出すことで、幸福度は高められる。
▶ 比較をやめることが重要
- 他人と比べることが不幸の原因になりがち。
- 「自分が何を楽しいと思うか?」を軸にキャリアを選ぶべき。
▶ 新しい働き方を模索することが重要
- 「はたらくウェルビーイング」は、単なる理想論ではなく、すでに実践可能な働き方の選択肢 になっている。
💭感想
この動画よかったなー
めっちゃいい。
今無職で、仕事って何なんだろうって感がてる自分にはすごく共感できる動画だった。
IoTのエンジニアをやっていてChatGPT3.5が出て1週間後からPLUSプランを利用しているので、AIによってコーディングがすごく楽になったのは実感していて、敵と見れば脅威に感じるけど味方だったらこれほど頼もしい味方はいないと思える素晴らしい技術です。
堀江さんが語られるAIによってこれから仕事がどう変化するかとう語りも相まって、うんうんと頷ける内容でした。
最近ふと感じたんだけど、イヤイヤやっている事って楽しくないし、そこで良い結果が生まれることもあまりない。(学べることもあるから一概に悪いわけではない。)
高橋さんは、仕事の目標とか目的に賛同できるかが一つウェルビーイングな仕事になるかもと語っていて、確かにそれはあるかもと思いました。
大規模なシステム開発の末端だと何をやっているのか分からなくて、これが社会的な何を変えるのか?というのがおぼろげになるほど、自分の仕事の実感が少なくなるというのはありました。
なので、企業が掲げる目標や目的と自分の意志が近いかというのは、働くウェルビーイングには大事と言う意見に賛同します。