原点・はじめに
📍 2025/01/18
📍 「繊細さん」の幸せリスト(武田友紀)を読んで
こんにちは。「思う感じる」へようこそ。
このブログを始めた理由や、今の自分の考えについて、ここで少しお話ししたいと思います。
📖 この本を読んで響いたこと
「繊細さん」の幸せリストを読んで、今の自分にしっくりくる言葉がたくさんありました。
特に心に残った部分をいくつかご紹介しますね。
繊細さんはインプットが多い分、こまめにアウトプットすると心が整います。
P56
誰にも見せない日記でも、不特定多数の人に公開するブログでも、「書く」という行為には、自分を知り、受け止める作用があります。
「人からみてどうか」「誰かの役に立つか」をいったん脇に置いて、「本当に思っていること」を書くと、自分がどんなことに心を煮かれ、何が嫌いなのかがわかってきます。
P136
創作でも仕事でも、「自分がこうしたい」の次の瞬間には「それが人に受け入れられるには、評価されるにはどうしたらいいか」を懸命に考える自分がいる……
P169
読んでいて、「ああ、そうだったのか」と思うことがたくさんありました。
特に「書くことには、自分を知り、受け止める作用がある」という言葉が印象的でした。
💭 「思う感じる」にした理由
この本を読んで気づいたのは、自分が「考えた」ことよりも「思った」「感じた」ことを大事にしている ということです。
だから、このブログの名前を「思う感じる」にしました。
「考えをまとめる」とか「結論を出す」よりも、「今、自分はこう思った」「こんなふうに感じた」 ということを大事にしたい。
そして、それをゆっくり書いて、ゆっくりタイピングするのが心地よいので、そんなスタイルでやっていこうと思います。
🛤 ずっと抱えていた違和感
実は、ずっと「利他的な行動が良い」と思い込んでいました。
ビジネス書や自己啓発本でもよく見かけるし、疑うこともなく「そういうものだ」と信じていました。
でも、この本を読んで、ふと気づいたんです。
「相手のゴールに依存する働き方は、本当に自分に合っているのか?」
⚖️ 利他的な働き方とその限界
- 相手のために動くことが大事だと思っていたけど、結局自分が興味を持てないことには力が入らない。
- エンジニアとして働いてきたけど、仕事外で進んでシステムを作ることは少なかった。
- プログラミング自体は「手段」でしかなく、目的がないと意味を感じられない。
そんなふうに考えていたら、ずっと感じていた**「仕事の実感がない」** という違和感の正体が見えてきました。
どんなに頑張っても、「やった!」という達成感がない。
仕事が終わっても、ぽっかりと穴が空いたような感覚がある。
それを、誰かに相談しても「なんで?普通に仕事してたら達成感あるでしょ?」と言われてしまう。
「自分の中のどこかが満たされていないんじゃないか?」
そんなモヤモヤを、ずっと抱えていました。
💡 友達との対話で見えたこと
転職活動をしている今、「自分に合った仕事って何だろう?」と自己分析をしていました。
そんなとき、仲の良い友達と話していたら、こんな言葉を言われたんです。
「バランスじゃね?」
その言葉をきっかけに、話が広がっていきました。
- 他者の評価がなければ、仕事として成立しない。
- でも、自分が納得できない仕事は、お客さんに出せない。
- 「自分が良いと思っても評価されなければ趣味でいい。」
- 「自分が納得できなくても相手が喜んでくれれば仕事として成立する。」
それを聞いて、ハッとしました。
私はずっと後者をやってきたんです。
つまり、「自分の納得を後回しにして、まず他者の評価を最優先にする」働き方でした。
🔀 「納得」と「評価」のバランスのとり方
友達は「自分の納得と他者の評価は、バランスを取ることが大事」と言っていました。
でも、自分にとっては「バランス」ではなく、「順序の問題」のように感じました。
🌟 今までの順番
- 他者の評価
- 自分の納得(後回し)
だから、どんなに頑張っても仕事の実感がなかった。
評価されても、「自分の中に何も残らない」ような感じがしていたんです。
🛠 これからの順番
- 自分の納得
- 他者の評価
今は、この順番でやっていきたいと思っています。
今まで無意識のうちに「他者の評価が最優先」という前提で生きてきたので、これを変えるのはちょっと怖いです。
でも、**「こっちのほうがしっくりくる」**という直感があるんです。
🌿 おわりに
朝晩がまだまだ冷たい冬の季節。
静かな夜のひとときに、この文章を書いています。
この「思う感じる」という場所で、これからも自分の思いや考えを丁寧に記録していきます。
もしよかったら、また読みに来てくださいね。
🔗 関連リンク
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0000_原点・はじめに
2025/01/18
「繊細さん」の幸せリスト (著)武田友紀
この本を読んで今の自分の心に響く内容がたくさんあります。
今の自分に響いた箇所を引用しました。
繊細さんはインプットが多い分、こまめにアウトプットすると心が整います。
P56
誰にも見せない日記でも、不特定多数の人に公開するブログでも、「書く」という行為には、自分を知り、受け止める作用があります。
日々の出来事に対して自分がどう思ったのか、そのときそう感じたのはどうしてか。「人からみてどうか」「誰かの役に立つか」といった他者視点をいったん脇に置いて「本当に思っていること」を書くと、自分がどんなことに心を煮かれ、なにが嫌いなのかがわかってきます。
P136
本当の自分で人とつながるには、「深掘り」がおすすめ
P156
本当の自分で人とつながろうと思ったら、まずは自分が自分とつながいでもって、まわりの人とつながる必要があります。
P158
創作でも仕事でも、「自分がこうしたい」の次の瞬間には「それが人に受け入れられるには、評価されるにはどうしたらいいか」を懸命に考える自分がいる・・・・・・。
そのことに気づいたとき、人のために頑張ってきたんだなぁという自分の健気さや不憫さが胸に刺さり、涙があふれてきたといいます。
P169
自分が何を「思った」「感じた」かの方が自分が何を「考えた」よりも多い気がして。
なのでこのブログ名は「思う感じる」にしました。
ゆっくりと書いたり、ゆっくりとタイピングするのが心地よいのでそうしてみようと思います。
ずっと、利他的に考え行動することが良しと思い込んで生きています。
ビジネス書や自己啓発書でも同じようなことが書かれていて、疑ってはいなかったのですが、利他的と言うか過度に相手のゴールに依存しても、自分が興味のないことにはあまり力が入らないのも分かりました。
エンジニアとして仕事をしてみて、仕事外で自分が進んでプロジェクトを立ち上げてシステムを作るようなことがあまりできていないのも、結局プログラミングは技術や手段の一つでしかなく、目的がなければ必要がないなと感じているからです。
そして、今まで手掛けてきた仕事は色々ありました。
色々経験させてもらって楽しかったり悔しかったりはありました。
しかし、仕事を完了した後に「実感がない。」というのが自分の悩みでした。
やり終えて、何かすっぽりなくなってしまう喪失感というか、やった感じがしない。
友達や知り合いに相談しても分かってもらえずに、一人でずっと考え続けて来たことでもありました。
この本を読んで、もしかしたら自分の利他的な行動が良いという前提に疑問を持つ機会が得られました。
それに今、転職活動をしていて自分にあった職というのは別にあるのではないかと考え自己分析もしているので、この本に出会えたことは自分にとっていいきっかけでした。
この本を読んで、ノートに自分の想いを書いて
仲のいい友達と話してみて、一つの方向性を導き出しました。
その友達いわく、「バランスじゃね?」って説から話が展開して
他社の評価が得られなければ、仕事として成立しない。
自分が納得できない仕事はお客さんに出せない。
仮に自分は良くても相手の評価が伴わないならそれは趣味でいいし
逆に自分が納得できなくても相手が喜んでくれれば仕事として成立する。
私は後者をずっとやってきたと、腑に落ちました。
すごく明確に納得できました。
その友達は、「自分の納得と他者の評価のバランスだ。」と言うのを聞いて自分はこの2つは天秤のように横でバランスを取っているんじゃなくて、縦に並んでいて順次される2つの命令だとイメージしました。
他者の評価の後に自分の納得があるのか。
自分の納得の後に他者の評価があるのか。
今までは前者でした。
自分の納得や自分の満足なんて言うのは微塵もなく、他者の評価を最優先でクリアすることが優先されてきました。
だからこそ、仕事を達成しても自分の中にぽっかりと穴が空いたような虚しさをずっと感じてきたんだろうなと納得します。
でも、内向型的特性があり繊細さんの要素もある自分は今、後者をやりたいと心から望んでいます。
- 自分の納得
- 他者の評価
この順番、正直今まで無意識レベルで考えていた前提をひっくり返すようで小記事怖いです。
でも、この順番でいい感じがするんです。
朝晩がまだまだ冷たい風を感じる冬の季節
静かな夜の一時より
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